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こんにちは!生活の質を上げることに情熱を燃やしている「こたつ」です。
このブログでは実際に試して良かったものを紹介しています。
ですが
今回は趣向を変えて、「中小企業から大企業へ転職をしてみての感想」を書こうと思います。
働いている誰しも一度は転職を考えたことはあるのではないでしょうか。
考えてはいるのに、行動ができない。転職するのが不安。など、転職しない理由はもちろんあると思います。
だからこそ、転職した私の経験が、少しでも皆さんの不安払拭の手助けになれば幸いです。
中小企業ではわからなかった大企業とのギャップを書きます
この記事のターゲット層
① 中小企業⇒大企業へ転職を考えている人
② 大企業の働き方を知りたい人
③ 大企業の社員の人柄を知りたい人
④ 中小企業と大企業の違いを知りたい人
それでは、つらづらと語っていきます。
なぜ大企業へ転職したの?
そもそもなぜ大企業に転職したのか素直に書きます。結論から書くと2つあります。
1.将来生き抜くスキルを身につけたかったから
2.給料を上げたかったから
1.将来生き抜くスキルを身につけたかったから
前職のスキルは特殊で、誰にでもできる反面、もしも会社をクビになったときに自分には何が残るんだろうと常に考えてました。このまま野放しになったときに、社会へ何も貢献できないことが怖かったので、新しいスキルを身に着けるべく転職を決意しました。
2.給料を上げたかったから
シンプルな理由。前職も給料自体は悪くなかったものの、仕事内容の激務さと給料が見合わないと感じてました。今思うと心のどこかで評価されたかったのかもしれません。
で、でもお給料って大事だよね☆
正直めちゃくちゃ不安でした。だって凡人だから。今まで何かを成し遂げたこともなければ、英語が話せたり、ガンガンプログラミングができる等のスキルはなにもありませんでした。
だからこそ、新しい職場で新しいスキルを身に着けて磨こう、というモチベーションを頼りに転職しました。
どうやって大企業へ入社したの?
結論から書くと、ヌルっと合格しました。面接2回のみ。結果的に苦も無く入れましたが、次の2点が決め手だったと思います。
新卒で大企業への入社は難しいですが、中途採用なら「一芸」や「特殊スキル」、「企業側の人員増強」などの理由で入ることができると思います。中小企業の経験は意外と、大企業に需要があると思います。なぜなら、中小企業だと「一人でなんでもこなす」という経験ができるからです。大企業ほど細分化されているため、そういったマルチタスクスキルが重宝されます。
大企業で働く人々はどんな人?
多面的な考え方、リスク管理、理解度、瞬発的な返答どれをとっても一流の人が多いです。これはびっくりしました。カルチャーショック。みんな頭が良すぎて嫉妬します。しかも、めちゃくちゃ努力してるんです。
担当している案件の説明を初めて上司に報告したときの理解力がとてつもなく、初めて聞いてなんでそんなわかるの!?と驚きました。
案件の途中レビューで質問したら的確な返答、的確な指示を色んな角度からしてくれるので、自分が仕事ができな過ぎていつも申し訳ない気持ちになります。※しかも上司だけでなく、チームの人みんなが同じように優秀。
人格者が多いです。みんな仕事でかつかつなのに、時間取って丁寧にわかるまで粘り強く教えてくれます。質問しても嫌な顔せず、バカにすることなく教えてくれます。話しててマウント取ってくるクソ野郎は一人もいません。
派遣社員ってどんなイメージがありますか?私は中小企業に勤めていたので今まで派遣という言葉にピンときませんでした。ニュースやネットで、「派遣切り」だの「派遣はつらい」という言葉だけ知っているくらいでした。
ただ
派遣社員はめちゃくちゃ優秀です。会社の要の一つと言っても過言ではないです。大企業で働く人が「バランス型」なら派遣の人は「プロフェッショナル型」です。プロジェクトマネジメントのプロ、プログラミングのプロ、ネットワークのプロなど、特定の分野のプロがゴロゴロいます。本人たちに、なんでそんな専門性が高く仕事ができる人ばかりなの?と質問したら、笑いながら「大企業に派遣される人は本社で選ばれてるからだよ(笑)ピンキリピンキリ」と冗談めいてましたが、本当に仕事ができる人たちばかりで脱帽です。
早慶・東大京大がゴロゴロいる反面、高卒・専門卒(年配の方)もたくさんいる事実。しかも学歴関係なくみんな優秀。あの偉い人が高卒!?ってのも良くあります。学歴なんて関係ない!を思い知らされます。
大企業で働くメリット
回りの人たちが優秀だからこそ、自分も頑張らなきゃという気になります。
あり得ないくらい研修の案内があります。社内外含め。強制的な研修もあれば、自由参加型の研修も。やる気のある人にとってはとても良い環境。自社商品の研修から、一般的な教養の研修まで様々。成長の機械を与えてくれます。
年齢も関係なく、60歳くらいの先輩が自由参加型の研修受けており、向上心の高さに危機感を覚えます。
テレワークしても良し、出社しても良し。出社が基本ですが、社員の自主性を重んじているためテレワークスタイルで働けるという魅力があります。テレワークに対する社内の理解も高いです。
研修もほぼ全てリモートなので、家で完結します。
これは部署による、というのが大きいですが社内を見渡すと定時で帰っている人が多々います。働き方次第で定時上りも全然可能です。
大企業なだけあって仕事の位置は比較的上流。発注元の場合もあれば、一次下請け、二次下請けのパターンも。上流は上流で、発注に対する理解が必須なため広く専門知識を知らなければ指示すら出せません。広く専門知識を吸収した上で、どうやったらリーダーシップを発揮し、プロジェクトを成功に導くかを考えなければなりません。結果、マネジメントスキルが身につくと思います。
大企業で働くデメリット
まず、もれなく管理職が激務。「こうはなりたくない」というくらい激務。ちゃんと土日は休めてますよね?と聞きたくなります。ちなみに一般社員も、部署ガチャに失敗すると激務(笑)
今となっては当たり前ですが、お客様へ提出する書類を細かく社内レビューします。中小企業では、自分の裁量が大きくスピード重視だったので、書類のレビューなんてお願いしたことがなかったです(笑)。社内レビューに時間がかかるから当然スピードも落ちます。
※ただ、今は逆にレビューがないと不安な体になってしまいました
何をするにしてもマニュアルマニュアル。総務関連の書類の提出?マニュアル見てやって。経費精算?マニュアル見てやって。
そのマニュアルがどこにあんねん!!
という事態によく陥り、非常にストレスを抱えます。
マニュアルを探すマニュアルをくれ。
優秀な人が多いため、出世競争に勝つのは困難。
部内の色んな会議にアサインされるため、会議で一言も発言しないことは珍しくないです。これ、俺参加する必要ある?ことも多々。ひどいときは、1日のほぼ10割が会議で終わることも。
まとめ
個人的には転職して非常に満足しています。なぜなら、成長できる環境、人の良さ、スキルアップ、どれも獲得できているから。もちろん、未だに中小企業とのギャップは感じますが、新しい環境で新しい刺激を受けていることに後悔はないです。今の職場で得たスキルは、例えばクビになったとしても、次の職場で活きると思いますし。
給料も上がったしね
ただ、両方を経験したからこそ中小企業には中小企業の良さがあり、逆もしかりなのはとてもわかりました。やっぱり前の職場に戻りたいなと思うときもありますし、新しくスキルアップしてかなければ・・・という気も忘れてないです。
人生一度しかないので、転職を迷っている人は転職活動だけでもしてみてはどうでしょうか。もちろん転職活動したからといって転職する必要はないわけで、自分の価値と将来やりたいことを見つめ直す良いきっかけになると思いますから。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございます。